漫才(まんざい)とは、お笑いのステージなどにおいて2人の演者が“ツッコミ”と“ボケ”に別れおもしろおかしいネタを繰り広げる演芸のことです。その始まりは、大阪を中心とした関西方面であるといわれています。
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漫才ネタとは |
ネタとは漫才などにおいて演者がそのストーリーの中に盛り込む“笑いの種・仕掛け”のことです。この“ネタ”の内容が漫才そのものの評価に大きく影響します。ちなみにこの言葉はもともと“種”を逆にして生まれました。(タネ→ネタ) |
漫才の歴史 |
漫才の歴史は非常に古く、平安時代からその原型である万歳(まんざい)という芸能が誕生していました。この万歳は一人が太鼓を打ち、もう一人がそれに合わせた踊りを披露するというものです。しかし、今日私たちがよく目にするような言葉の掛け合いを主体とする“漫才”がはじめて登場するのは1900年代初頭の横山エンタツ・花菱アチャコ(よこやま えんたつ:1896〜1971)(はなびし あちゃこ:1897〜1974)のいわゆる「エンタツ・アチャコ」のコンビだといわれています。それから現代の「ダウンタウン」に至るまで多くの有名な漫才師があらわれ、日本中に笑いを提供してきました。 |
有名な漫才師漫才の歴史約100年の間、数え切れないほどの漫才師があらわれましたが、その中でも特に活躍したコンビを紹介します。彼らはみな、その当時の最先端のお笑いセンスで漫才だけでなく日本の芸能の歴史にも残る偉大な漫才師です。「やすきよ」など、もう生で見ることがかなわない漫才もありますが、テレビやビデオ、DVDなどで動画を見られますので、ぜひ一度ご覧になっていただきたいと思います。 |
漫才師の草分け エンタツ・アチャコ(1919〜1934)いわずと知れた漫才界のパイオニアです。その“しゃべくり漫才”がおおいに聴衆の支持を受け、漫才そのものの地位を向上させました。 天才漫才師 やすしきよし(1966〜1986)横山やすし(よこやま やすし:1944〜1996)と西川きよし(にしかわ きよし:1946〜)による天才漫才コンビです。横山やすしの猛烈なしゃべくりとそれを絶妙に受け止める西川きよしの話芸は今でも、根強いファンの支持を受けています。また彼らの舞台は、数々の復刻版として動画で発売されています。 歴史を変えた漫才師 ダウンタウン(1982〜)松本人志(まつもと ひとし:1963〜)と浜田雅功(はまだ まさとし:1963〜)による現役トップの漫才コンビです。もともと小学校の同級生だった彼らはコンビ結成後わずかな期間の不遇時代をすごした後、瞬く間に大ブレークし、現在では数多くの冠番組を持っています。ダウンタウンの出現はその後のすべての後輩漫才師・芸人に絶大な影響を及ぼしていますが、いまだに彼らを越えるコンビは出てきてはいないのではないでしょうか。 |
中堅・若手漫才師ダウンタウンをはじめとする先輩漫才師の牙城はなかなか突き崩せてはいませんが、中堅、若手の中にも多くの才能あふれる漫才師がいます。彼らは皆、安定した実力を持っているので、安心して見ていられるのではないでしょうか。
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中堅漫才の旗手 ナインティナイン(1990〜)岡村隆史(おかむら たかし:1970〜)と矢部浩之(やべ ひろゆき:1971〜)の漫才コンビです。現在では定期的に行われているライブでしか漫才を披露してくれませんが、そのかわりフジテレビ系列で放送中の「めちゃ×2イケてるッ!」など多くの番組のメインをつとめ、しかもそれらの番組のほぼすべてが長寿番組という安定した人気を誇っています。 正統派漫才 くりぃむしちゅー(1991〜)度上田晋也(うえだ しんや:1970〜)と有田哲平(ありた てっぺい:1971〜)によるコンビで、正統派の漫才をもともと得意としています。旧コンビ名である“海砂利水魚(かいじゃりすいぎょ)”時代にはそれほどの知名度を得ることができませんでしたが、そのとき地道に培った実力が現在の“くりぃむしちゅー”に改名した途端に開花し、大ブレークを果たしました。現在ではテレビで見ない日はないほどの売れっ子です。 若手実力派漫才コンビ タカアンドトシ(1994〜)タカ(本名:鈴木崇大(すずき たかひろ:1976〜))とトシ(本名:三浦敏和(みうら としかず。:1976〜))による漫才コンビ。トシの「欧米か!!」という突っ込みネタで一躍新世代のトップ候補に躍り出た彼らには、正統実力派漫才師としての期待が高まっています。 |
漫才アワード最近のお笑いブームの影響で漫才師を目指す若者は相当な数にのぼるといわれています。その結果、彼らの中から才能ある漫才師を発掘しようと、数多くのコンテストが開催されています。その中でも特に毎日放送(MBS)が主催する「MBS新世代漫才アワード」が注目されています。この新世代漫才アワードの歴代の優勝者は例外なくテレビなどで活躍されていますので、漫才ファンの方はもちろん、それ以外の方でも注目していて損はないと思いますよ。「MBS漫才アワード」の結果である歴代チャンピオンは以下のとおりです。 |
漫才エリート フットボールアワー(1999〜)第一回(2003年)大会優勝者です。後藤輝基(ごとう てるもと:1974〜)と岩尾望(いわお のぞむ:1975〜)による漫才コンビです。彼らはこのMBS新世代漫才アワード以外でも数多くのコンテストで受賞している才能あふれるコンビです。 新しい漫才への挑戦 笑い飯(わらいめし:2000〜)第2回(2004年)大会優勝者です。西田幸治(にしだ こうじ:1974〜)と哲夫(てつお、本名:中西哲夫(なかにし てつお:1974〜))による漫才コンビです。ボケとツッコミが交互に変わる新しい漫才で、業界から熱い視線を送られています。 漫才の申し子 麒麟(きりん:1999〜)第3回(2005年)大会優勝者です。川島明(かわしま あきら:1979〜)と田村裕(たむら ひろし:1979〜)による漫才コンビです。川島の「麒麟です」というつかみネタにより最近では全国区の知名度を誇るようになりました。 若手漫才の超新星 NON STYLE(ノン スタイル:2000〜)第4回(2006年)大会優勝者です。井上裕介(いのうえ ゆうすけ:1980〜)と石田明(いしだ あきら:1980〜)による漫才コンビです。彼らもまた、この「新世代漫才アワード」以外にも数多くの受賞経験を持っています。 |
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